大原三千院にも映画「デザート」のココロ
2006年 11月 05日
京都親子旅行から帰ってきました(上の写真は大阪にてまいうー)。
11月4日19:30過ぎ。約3時間かけて京都大原からひたすらバスに乗り(関西方面の方驚かないように)大阪リサイタルホールまでやってきたイーキンボケ1名・・無事見たかった「トイレシーン」には間に合い、胸をなでおろす。栗ヨメ(今回オソクナルガマチビトキタルだった人)と合流した時「トイレシーンに間に合えばいい」と伝える(伝えてどうする)。
はい。大阪アジアン映画祭でイーキンとカリーナ・ラムの「デザート(原題:後備甜心)」を観てきました。実は本当はこっちが私の関西行きのメインだったのが、おかん孝行のために京都旅行がメインに逆転してしまったのである。あーーー、本来のメイン遅刻したよ。いいんだけどさーーもう編集ビデオ作るくらいこの映画観てるからさ(笑)。今までイーキンしかほとんど観てなかったのですが、エリック・ツァンの息子がスクリーンが大きくなったためやっと視界に入りました(爆)。スクリーンに向かって「息子はろー」でした。
「デザート」とはよくつけた邦題でまずはワシが溶ける(爆)。実はワタチの中のイーキンの本職は「古惑仔」じゃなくてこっちでありまして。。モジモジ。映画のコトバを借りるとイーキンに「スペシャルワン」を感ずる作品でございます。新人監督支援の小粒映画だけどありそでどこの国にもないかわいい香港産映画です。
ストーリーのテーマになっているのは「スペシャルワン」。。
カリーナ・ラムの恋人には別の恋人がいて、イーキンの恋人にも別の恋人がおる。ふたりは相手にとってスペシャルワンの存在でない者同志、職場のイタリアンレントランでは上司と部下のカンケー。それぞれの恋人に向かってスペシャルワンになろうとするふたりがかわいい&哀しい。んで、ふたりは本当のスペシャルワンを見つける〜。
イーキンは。。本来(ぶんろい)チャーミング人な・ん・す(笑)、だからやっちゃいけないんす、こんな愛らしいキャラは悶絶しますから。
・・すまんねー冷静な皆さまには「どこが?」って感じでしょうか??
イーキンとカリーナがバス停の前で「スペシャルワン」について話すかわいいシーンがあります。
私に置き換えて例えれば(←聞いてない)「世の中には仔仔とか華仔とか〜、他にも多くの女性をうっとりさせる韓国俳優や日本のアイドルとか、たーーーくさんの男前スターはいるのに、私にはなぜか伊のじさんがスペシャルワン、伊のじさんでないと楽しくない」。しかし伊のじさん以外の男前たちにもやはり個々にスペシャルワンがいる、その逆もである。そんな話(ウソ)。「強い強い赤い糸」の世界か。
三千院の廊下に坊さんが書いたと思われる格言みたいなものが貼ってありました。「迷いとはふたつになること悟りとはひとつになること」(←コトバの意味合いネ正確な文は忘れた)と書いてありました。私は映画を観る前にこれを読み「うぉーーデザートじゃんか」と思った(坊さんもこんな解釈されるとは思うまい)。だが悟って5つになった場合はどうなんだろう。そんな人大勢いるよ中華世界(笑)と三千院の廊下でひとりツッコミしてました。それは「迷いじゃ」と坊さんに言われるのだろうか。
映画「デザート」の中じゃボボ・チャンが堂々と二股相手のイーキンに悟ってか「二人とも好き」宣言をし、いいじゃないのと開きなおってますよ。
その俺様ボボ・チャンに「他に女がいるのね」と殴られて(笑)鼻の頭がパンチ跡で赤いイーキン。ラストシーンまで赤いままなところがなーーんかよかったです(^^)。←イーキン今回そんなキャラです。
秋の紅葉はまだなくココは渋谷か?な人口密度の京都をお楽しみください。
少し離れて観てたら清水寺の境内が人の重みで落ちるかと思ってしまいました。
ナスの漬け物串が激ウマでした。
by hachinoji7
| 2006-11-05 23:59