[BLOGの説明]伍佰ファンの珍生活BLOGでお知らせします。澳洲雪梨場2024年4月6日,澳洲墨爾本場4月10日,紐西蘭奥克蘭場4月13日,新加坡7月7日,


by hachinoji7さん
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

小野洋子 Yoko Ono 「灯 あかり」展の中で・・

小野洋子 Yoko Ono 「灯 あかり」展の中で・・_e0066135_0532715.jpg

オノさんの個展へ行くのは、これで確か3回目。
以前はJohn Lennonが激しく胸を打たれ、彼女を愛するきっかけとなった
オノさんの作品「天井の絵 Yes Painting」を見たかったので行きました。
Johnの「その時の思い」がどんなものだったのかを私は知りたかったのです。
初めて「天井の絵 Yes Painting」を見た時は涙がでました。。
小さな「Yes」の文字には愛が溢れていて女の私も恋に落ちました。
私は好きな作品を創る人に対しては、すごく興味があります。
でも深く知りたいとは思っていません。
数年前に読んだ本で広告クリエイターの箭内道彦さんが
FUJIFILM『PHOTO IS』のCM創りでオノさんとお会いした時に、
実際のオノさんは"可愛く、少女のようだった"と言っていました。
お会いしたことはないけど、やはりそうなんだぁと思いました。
オノさんの作品には可愛いが存在します。可愛いという感情は私の生命線。
だから、惹かれるのです。

Tomio Koyama Galleryは大きな倉庫の7Fにあります(階段用の入口↓)
小野洋子 Yoko Ono 「灯 あかり」展の中で・・_e0066135_171957.jpg


このたび見た「灯 あかり」は一個の小さな空間作品です。
その空間は暗闇です。隙き間のような細い路を入口で渡された小さな灯りを手に持ち、
迷路を歩くような不安な気持ちで歩きます。
空間の真ん中に小さな灯りがともっていました。
その灯りは、この作品の最大のメッセージを放っていました。
希望の光です。
この光を創るために、この空間が存在し、私はその中に立つ光を見つけた人間。
私は作品の一部となり、小さな光に心が広がってゆく思いがしました。

ふと我に返りました。こんな光は技術的にどう創るのだろう・・と。
思いはあっても表現に至らない、そういう時は何かに負けているのだと思いますが、
オノさんの創る空間の「境地」の高さには、
被災地の方々への真っ直ぐな愛がそのまま現われていました。

作品を見ながら、Johnが「Yes」という肯定の文字に
心が開放されてゆく姿をまた想像してしまいました。

暗闇をYesとし、光でGo。
私の心はこのように受け止めました。


作品紹介とオノ・ヨーコさんのmessage
大きなエネルギーを宿したオノ・ヨーコからの祈り

今天的撮影記録(8枚)
2012.01.27「灯 あかり」展の帰り道〜東京清洲橋付近之灯〜



オノ・ヨーコ展「灯 あかり」
2012年1月10日(土)~2012年1月28日(土)
小山登美夫ギャラリー 東京都江東区清澄1-3-2 7F
Open.火~土12:00~19:00(日・月・祝休)



小野洋子 Yoko Ono 「灯 あかり」展の中で・・_e0066135_1361096.jpg伍佰&Chinablueの
新譜「單程車票」発売中
yes asiaで通販できます

好讀版(CD + ブックレット)→コチラ
好看版 (CD + DVD)→コチラ

by hachinoji7 | 2012-01-27 23:59